社保庁、監修料を一括管理 「組織ぐるみ」確認

http://www.asahi.com/national/update/1225/022.html

この問題については、以前、

再調査めぐり苦悩深まる、組織ぐるみで虚偽説明か・社保庁
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041120#1100878979

で述べたことがありますが、実態はそこで述べたとおりだと思います(なお、職員が税金を取り戻すためには、修正申告ではなくて更正請求ですね)。
要するに、「監修料」という名目の巨額上納金であり、賄賂であり、その原資は、背任により業者に支出された公費の一部、ということでしょう。
悪も、ここまで巨悪だと、個々人の責任の問題には還元できなくなり、誰が悪いのかわからなくなって、結局、誰も処罰されなくなるという、本当に恐ろしいことが起きるという典型例でしょう。