「つながりやすさ」は au 圧勝、ソフトバンクには不満爆発 -- 47都道府県別 iPhone 5s/5c 満足度調査

http://japan.internet.com/allnet/20131216/1.html

ネオマーケティングが実施した「47都道府県別 iPhone5s/5c つながりやすさ満足度調査」によると、iPhone 5s/5c の“満足度1位”獲得数は、KDDIau)が31県、NTT ドコモ(docomo)が6県、ソフトバンクモバイルSBM)が2県で、引き分けが8県。関東・関西地区をはじめ全国で au が満足度1位を獲得したという。

好結果を残した auLTE サービス「au 4G LTE」は、2.1GHz 帯と、プラチナバンドと呼ばれる 800MHz 帯に対応。この 800MHz 帯は、実人口カバー率97%(2013年8月末時点)と整備が行き届いているのが特徴で、今回の好結果の要因と考えられる。

最近のこの種の記事では、ソフトバンクの「健闘」が目立っていた印象がありますが、この記事ではauの圧勝、という調査結果になっていますね。auのプラチナバンドにおける優位が全国的なつながりやすさとして現れているということを感じます。
ネットの記事では、全国的、網羅的な調査に基づかない、記事を書く上でのピンポイント的な調査に依拠している傾向がありますが、全国くまなく、ということになるとこういう状況なのかも、ということを感じます。とは言え、場所によりつながりやすさは区々ですから、この記事を見てauなら圧勝、とauを選択すると、その人がよく使うエリアではソフトバンクがつながりやすいということが起きる可能性も十分あって、なかなか難しいものがあります。
auが、この優位をどこまで維持できるか、興味を感じます。

2013年12月17日のツイート

iOS7に「iBeacon」搭載、アップルは近距離通信を変えられるか

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131204/522683/?ST=network&P=1

これと似た状況は、NFCを搭載したスマートフォンや携帯電話でも実現可能だろう。では、両者の差はなにか。NFCスマートフォンや携帯電話をかざすというアクションが伴うのに対して、Estimote Beaconはかざすというアクションがなくても、情報入手や決済が可能という点である。

iBeaconを導入と普及が進めば、Appleのデバイスを利用するシーンが格段に増えるだろう。極端な例でいえば、iPhoneさえ持っていれば何も必要ないくらいのナビゲーションや、ショッピングモールなどでのショッピング案内が可能になるかもしれない。

iOS7で導入された、注目されている技術ですが、この記事を読んでいると、確かに、いちいちかざすことなく情報がシームレスに配信されてかなり便利、という印象は受けますね。
ただ、記事中にある、

スマートフォンを持った来店者が、店舗の中でどのような場所にどれだけの時間滞在したのかということを、店舗側が把握できる。

といった機能は、来店者の動きが逐一把握されることになり、個人情報の保護という観点から由々しき問題も抱えていることを感じます。そのような視点でもこの新技術を慎重に見る必要があるでしょう。こうして収集されたビッグデータは正に宝の山のようなものになりそうですが、その管理、利用をどうするかという問題もあります。
便利になればなるほど、個人の権利、自由とバッティングする、この種の技術の宿命のようなものを感じますね。