【台湾】時の贈り物は知恵と工夫が必要

http://www.asahi.com/summergift/world2011/TKY201106260102.html

この「鐘(ジョン)」という発音は、終わりを意味する「終」と同じ。「送鐘」は、「(人生の)最期を看取る、死に水を取る」という意味がある「送終(ソンジョン)」という言葉を連想させるため、台湾ではタブーとされている。
言い換えると、時計を贈る行為は「あなたの最期を看取ります」。つまり、「死」を想像させるメッセ―ジを相手に贈る、ということを意味する。なるほど、確かにそう考えると、このタブーは致し方がないところと言える。

ただ、このタブー、時計は時計でも腕時計は大丈夫。腕時計の発音は「手●(金へんに表、ショウビャオ)」。「鐘(ジョン)」の発音がないので、このタブーに抵触しない。同じ時計でも、贈り物となると随分と扱いが違うものだ。

こういう習慣は、その国の言語や文化に慣れ親しんでいないと、言われなければわからないですね。時計というのは、実用的で相手に喜んでもらえそうな物、という感覚が私にもありますが、台湾でうかつに持って行って贈るべきではない、ということを、この記事で初めて知りました。
海外でロングステイしたり永住する日本人も、今後、ますます増え、いずれは私もその1人になる可能性がありますが、もし、そういった状態になれば、その国の文化や習慣などを謙虚に学ぶということが不可欠であると、改めて強く感じました。

2011年06月26日のツイート

スーパークールビズ、世界が注目「画期的」「崩しすぎ」

http://www.asahi.com/national/update/0626/TKY201106260189.html

インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは「Tシャツや短パンを日本の公務員が着るなんて」と驚きの筆致。「炎暑のインドにこそ短パン出勤を導入してほしい」とうらやむ声を紹介した。

原発事故だけでなく、スーパークールビズも、世界的に大きく注目される、前例のない未曾有の事態、ということでしょうか。今後、ますます暑くなるに従って、崩しすぎとか、だらしない、といった建前論が、おそらく、もろくも崩壊して行く様が見もの、という気がします。
ただ、従来の基準は変えるにしても、新たなマナーや礼儀、といったものは作りだされる必要があり、戦国時代の足軽のような格好を含め、これはNG、といったことも、徐々に明確化して行く必要もあるように思います。