被災地発:釜石市の「津波避難ビル」に住民は逃げていた

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110401/546745/?fromrss
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110401/546745/?P=2

釜石市津波避難ビルに指定した建物の一つが、釜石港から50mほどの位置にある「市営釜石ビル」だ。8階建てで、1〜3階が郵便局などのオフィス、4階以上が市営住宅だ。このうち4階以上の避難階段などが、避難場所として指定されていた。
市営住宅の住民は、「周辺の住民はこの建物が津波避難ビルであることを知っていた。津波に対する意識は高かったと思う。高台の方が近い住民は高台に逃げ、海岸側の住民はこの建物の4階以上に避難していた」と3月11日の地震直後を振り返る。市営釜石ビルは2階まで津波が及び3階も床上浸水したが、4階に影響はなかったという。

今後、被災地が再建されるにあたっては、住居はできるだけ津波の影響を受けない高台に設ける、ということになると思いますが、海岸で仕事をする人も多くいるでしょうし(漁業関係者など)、高台が遠かったり仕事の関係などで、海岸近くに住む人も出るでしょう。上記の記事にあるような、高層の建物を、海岸沿いで意図的に点々と設けて行くことで、万が一の際の避難場所として活用することができ、かなり有効なのではないかと思います。日頃は、公営の賃貸住宅に利用したり、公共施設を設けるなど、活用すれば良いでしょう。
今回の被災地のような場所では、東京のような都市部とは異なり、高層の建物を利用する習慣がなく、その必要も従来は感じていなかったという人が多いように思いますが、危険を回避するため、そういった建物を作って備えておくことは、現実的な津波対策になるという気がします。

2011年04月04日のツイート

WiMAX対応スマートフォン「HTC EVO WiMAX ISW11HT」を速攻テスト

http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/04/04/htc_evo/

だがハードに使用した場合はどうだろうか? そこで、バッテリーを激しく消耗するであろうテザリング機能とカーナビアプリ「EZ助手席ナビ」を、それぞれ電源が切れるまで継続利用してみたが、テザリングが約2時間30分、EZ助手席ナビは約4時間と少々心もとない結果。他のスマートフォンと同様に「モバイルバッテリーなどで、こまめに充電したり、複数バッテリーを用意したりする必要がありそうだ」と考える方も多いだろう。しかし心配ご無用。HTCでは、こういったバッテリー切れ対策として、バッテリーを2個同梱して出荷する。ユーザーはHTC EVO WiMAXを購入した段階で、予備バッテリーをバックに忍ばせおくことが可能だ。こういったメーカーのユーザーへの配慮は大変評価できる。

私が持っているHTC製品は、DesireとAriaで、どちらも気に入っているのですが、共通する弱点は、バッテリーが他のメーカーの製品に比べてもたないことであると思います(Ariaは小型の製品なのでやむを得ない面もありますが)。こうして見ると、Evoについても、その弱点は解消されていないようですね。現実的には、Eneloopのような外部バッテリーを一緒に持ち歩く、ということが必要になるでしょう。特に、テザリング機能を使うと、バッテリーは激しく消耗しますから、それは覚悟しておく必要があります。
上記の記事を読み、Evoのメリットとして感じたのは、WiMAXテザリング機能が利用できるほか(テザリング機能が使える、日本のキャリア発売のスマートフォンは、Ariaなど限られているのが現状です)、スマートフォンの世界では定評があるHTCの製品であり機能が充実していること、HDMI端子が付いていて大画面テレビ等に出力することが可能であること(この機能が付いているスマートフォンも今のところXperiaArcなど限られています)、といったあたりでしょうか。スペック的には、HTCの最新の製品より、やや古くなっている面がありますが、そういった点を割り引いても、十分魅力ある製品と言えると思います。特に、AUユーザーでスマートフォンへの切り替えを考えている人にとっては有力な選択肢でしょう。