「日本は大ばか野郎」、FRB元理事が経済政策を批判

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090228AT2M2800J28022009.html

FRB理事時代に「中央銀行が資産価格に注目しすぎるのは良くない」などと発言したミシュキン氏を米国での住宅・信用バブルの責任者のひとりとみる向きもある。日本批判の裏側には政策失敗に対する批判をかわしたい思惑のほか、セミナーに参加していた地区連銀幹部など政策担当者に「日本のてつを踏むな」とのメッセージを送る狙いがあったようだ。

確かに日本は大ばか野郎かもしれませんが、そう言うあんた達の国は、そのはるかに上を行く世界的な大ばかじゃないですか、ということでしょうね。他国の悪口を言っている暇があったら、この世界的な大不況を何とか食い止め好転させる方法でも考えるべきでしょう。
私は、社会に出てからほぼ20年になりますが、最初の3年程度の後にバブルが崩壊し、失われた10年へと続き、その後、持ち直してきたなと思っていたところ、この大不況に突入して先が見えず、最悪の時代に生きた、とまでは思いませんが、あまり良い時代には生きなかったな、という感覚でいます。
この状態が、今後、どこへ進んで行くのか、世の中の片隅からひっそりと見守りたいと思っています。

弁護報酬:「国選」は現行のほぼ倍に 法相に認可申請

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090306k0000m040140000c.html

現在の裁判員対象事件の報酬基準は、基礎額が10万円。公判日数に応じて額を上乗せしている。申請では、裁判員制度施行後の基礎額を20万円前後に倍増し、重大事件や複雑事件は基礎額を現在の3〜4倍に引き上げる。取り調べ段階で多数回接見した場合や、減刑嘆願書を取得するなど示談を進めた場合も報酬を加算する。

私自身は、一昨年以降、公判前整理手続から入った詐欺事件の弁護をやっていて、特に公判前整理手続の大変さを身をもって経験しましたが、国選で公判前整理手続をやる、ということになると、事案の中身にもよりますが、報酬額を、労力や費やした時間に見合ったものにしておかないと、引き受け手がいなくなり、それでなくても自壊の道を進つつあるように思われる裁判員制度の崩壊をさらに加速することになりかねないでしょう。
記事では、「取り調べ段階で多数回接見」も加算事由にするようなことが書いてありますが、そうすると、接見回数の水増しということが横行しかねないので、抜本的な対策を講じないと、やってもいない接見で加算した報酬を持って行かれる、ということが全国各地で頻発しかねません

米大統領職は苦労がいっぱい? オバマ氏に白髪

http://www.afpbb.com/article/politics/2578732/3884148

オバマ大統領自身も、07年2月10日に大統領選への出馬を表明して以来、白髪が急激に増えたとコメントしている。

麻生首相を見ていると、かなりの心労がありそうで疲れているなという印象を受けますが、アメリカ大統領にかかる様々な負担には、日本国の首相どころではない、計り知れないものがあり、白髪が急激に増えるのもうなずけますね。
健康に留意して、世界を良い方向へと導いてもらいたいものです。

イメージビデオ装いわいせつ図画容疑 制作会社を捜索

http://www.asahi.com/national/update/0306/TKY200903060192.html

捜査関係者や業界関係者によると、問題になっているのは、同社が昨年11月にイメージビデオとして販売した「千夜一夜の夢」という題名のDVD。Vシネマなどで活動する女優(31)が出演し、アラブ首長国連邦のドバイで撮影されたという。家宅捜索は2月上旬にあった。
作品には性器が露出するシーンがあることから、発売直後からネット上や週刊誌などで問題視する声が上がっていた。現在は家電量販店や通販サイトの大半で、自主的に販売が中止されている。

このビデオについては、確か週刊ポストからだった思いますが、映像を見てわいせつ性について意見してほしいと言われ、映像を見た上で、現行の実務に照らすと、わいせつ性が認定される可能性が高いとコメントした記憶があります。やはり事件になったな、というのが率直な感想ですね。
私がコメントを求められた当時、有名通販サイトで、当たり前のようにこの作品は販売されていましたが、イメージビデオ扱いになると、上記の記事にもある審査団体による審査がなくても、関係者の危惧感なく流通過程で取り扱われるものなのでしょうか?

わいせつ高裁判事「罷免相当」 高速バスで痴漢

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090306/trl0903061800006-n1.htm

福岡高裁によると、一木判事は2月27日の保釈後、同高裁の平田豊事務局長と福岡市内で2度面会。起訴状の内容を認めて「被害者の心に大きな傷を与えてしまい、深く反省している。司法への信頼を損ねたことは非常に申し訳ない」と述べたという。

犯罪の内容に照らし、罷免は動かし難いでしょうね。児童買春、ストーカー、準強制わいせつと性犯罪が続いていますが、強姦のように、暴行、脅迫に及んで強烈に犯すタイプではなく、児童相手だったり、上司でありながらメールを悪用し匿名で陰湿に行ったり、高速バス内で相手の抗拒不能に乗じたりと、何となく、ねちねち、じめじめ、陰湿、といった印象を受けます。
裁判官というのは、我々のような凡人には及びもつかない、優秀で倫理観も高い人々であるはずで、それにもかかわらず、こういった犯罪に手を染める人が、それもベテラン裁判官によるものが続くということについては、最高裁としても、裁判員制度に関する研究と同程度かそれ以上に、きちんと分析、検証すべきでしょう。
「裁判官犯罪の研究」といったテーマで、優秀な裁判官に研究してもらって、その結果をまとめる、ということもあってもよさそうです。