「坂の上の雲」の魅力語る 菜の花忌シンポ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090222-00000563-san-soci

中村さんが「『坂の上の雲』は日露戦争にいたる明治という時代の全貌(ぜんぼう)を描いて優れている。秋山好古・真之兄弟と正岡子規の3人から時代を見た視点の新しさが卓抜のゆえん」と述べるなど、司馬作品の魅力を語り合った。

最近、

歴代陸軍大将全覧 大正篇 (中公新書ラクレ)

歴代陸軍大将全覧 大正篇 (中公新書ラクレ)

を、既に読んだ明治編に続いて買い、興味を感じる人物から拾い読みしていますが、その中で、秋山好古も登場していて、その人物像に改めて興味を感じました。
晩年は、陸軍大将にまで上りつめた人物でありながら、出身地の中学校の校長を、単なる名誉職ではなく真面目に勤めあげるなど、現代にも通じるものを持っていて、今年末から放映予定のNHKドラマで、秋山真之正岡子規などとともに、どのように描かれるのか楽しみです。
今週末に旭川へ行き、多大な犠牲を出して203高地奪取に貢献した旧陸軍旧第7師団の雰囲気が味わえそうなので、そのあたりもしっかりと見て感じてきたいと考えています。

オバマ大統領の腕時計は3万円

http://waga.nikkei.co.jp/comfort/shopping.aspx?i=MMWAg5000010022009
http://waga.nikkei.co.jp/comfort/shopping.aspx?i=MMWAg5000010022009&page=2

このウオッチは黒い文字盤、黒い革ベルト、ステンレスケースというやや無骨なデザイン。それもそのはず、大統領を警護するシークレットサービスから2007年8月、46歳の誕生祝いに贈られたものだそうだ。
2007年にこの腕時計をプレゼントされるまでは、「タグ・ホイヤー」(TAG-Heuer)の「1500」シリーズを着けていた。1998年に製造中止となったモデルで、オバマ大統領は物持ちがよいタイプと見える。

記事で紹介されている「同型の市販モデル」は、これですね。

http://www.jorggray.com/jg6500-promo

なかなか良い時計で、オバマ大統領と同型の時計を使っていると気合いが入りそうなので、早速、ネットで購入手続をしました。
使っている腕時計で、その人の人柄や考え方が何となくうかがえる場合がありますが、オバマ大統領の趣味を見ていると、堅実で隙や無駄がない人物、という印象を受けます。

ひめゆり隊の校章、64年歳月経て自決の浜辺で見つかる

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090223-OYT1T00089.htm?from=main2

荒崎海岸は1945年6月21日、学徒隊を構成していた県立第一高等女学校(一高女)の隊員7人、教頭1人ら10人が米軍に追いつめられて手榴(しゅりゅう)弾で集団自決した場所。将来ある女学生が命を失った悲劇を象徴する地として、同校同窓生らが「学徒隊散華(さんげ)の跡」と記した慰霊碑を建てた。

元隊員で資料館証言員の宮城喜久子さん(80)によると、隊員は自決を決めた直後、未練を断ち切るために家族の写真などを入れた救急カバンを捨てたという。宮城さんは集団自決した7人とともに米軍に追い込まれたが、7人とは別の岩陰に逃げ込んで助かった。「64年もたって見つかるなんて……。ひめゆりの誇りである校章だけは最後まで肌身離さず持っていた人がいたんですね」と語った。

沖縄戦において多数の非戦闘員が犠牲になったことを象徴するようで、万感胸に迫るものがありますね。証言員の方のコメントにあるように、肌身離さず持っていた校章が身体から離れた時が、その生徒の最期の時であったのではないかと思います。64年を経ましたが、こうして発見され、ひめゆり平和祈念資料館に展示されることは、

入試問題で「ひめゆり学徒体験談は退屈」 青学高等部
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050610#1118332424

のような事態を防止し、戦争体験をきちんと継承し、世界と日本の平和のため日本や日本国民が為すべきことを考える上でも意義があることではないかと思います。

「BlackBerry Bold」発売――「端末購入サポート」でバリュー新規一括が4万円台前半に

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0902/20/news087.html

コメント欄でも紹介がありましたが、スマートフォンの「本命」とも言える製品で、私もかなり注目しています。オバマ大統領も愛用していることは有名ですが、こういった「ベリータイプ」のスマートフォンは、メール作成の際にキーボード感覚で入力できるので、出先でメールを作成する機会が多い人にとっては有用性が高いでしょう。
私も、オバマ大統領と同型の腕時計は注文したし、ブラックベリーも手に入れてオバマ大統領気分、と行きたいところですが、残念ながら、私の場合、携帯電話の「おさいふケータイ」機能を多用していて、それで、コンビニでチャーハンやジュースを買ったり、タクシー料金を払ったり、新幹線、飛行機に乗ったりしていて、その機能がついていないブラックベリーに切り替えることが困難です。
これを買うと、既に持っているiphoneと機能がかぶる上、iphoneでもおさいふケータイ機能は使えないため、3つ目の携帯電話(主に決済用として)を持ち歩くことになりかねず、さすがにそれは避けたいところです。
こういった良い製品が次々と出てくるのは歓迎すべきことですが、利用者としては、目移りするし、どれもこれも買えないので、悩ましいものがありますね。

猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史

猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史

猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史

今日の午後、この本の冒頭でもちらっと出てくる事件の公判に出た後、事務所に戻る途中、日比谷のプレスセンター内にある書店に立ち寄ったところ、これがあったので、早速買い、読み始めています。
町井氏については、私が知る限り、今まで、このような本格的な評伝は出ていなかったのではないかと思います。これまでは、裏世界の黒幕、といった感じで、同氏の一面だけ興味本位でクローズアップする取り上げ方が多かったという印象があります。
この本の著者は、新聞社のソウル特派員や支局長を務めた経験もあるとのことで、町井氏のような様々な顔を持っていた人物について、こういった本格的な評伝を書くには、おそらく適した人物ではないかと思われ、冒頭の、最近取り壊された六本木のTSKビル内に町井氏の未亡人を訪ねる場面にも、町井氏の様々な側面に積極的に切り込もうという姿勢が感じられました。
かなり注目すべき1冊であることは間違いなく、引き続き読み進めて行きます。