最愛

最愛(DVD付)

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映画「容疑者Xの献身」の中で印象的に流れる歌ですが、じっくり聴いてみると、しっとりとして、なかなか良い歌だな、と感じます。歌のイメージと映画のイメージがマッチして、うまく相乗効果が出ている気がします。
以前、「愛なんだ」という歌があって、愛、愛、愛と連呼する歌詞で、時々、カラオケで歌っていたものでしたが、やはり、この世は愛に始まり愛に終わる、というものなのかもしれません。

行員の制止振り切って送金 「おれおれ詐欺」被害者の3割

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008101290164059.html

被害者が制止を振り切る際に行員が負傷するケースも多いという。警察庁は「被害者が冷静になるまで根気よく説得を」と指導。「被害ゼロの日」としてATMを集中警戒する今月15日には警察官を大量動員し、利用者への注意喚起を強める。

支店長等の判断で、その場において緊急に身体を拘束し、やってきた警察官に保護してもらうまで厳重な監視下に置くことができ(緊急逮捕のイメージですね)、万が一間違っていた場合は後から謝れば免責される、という「振り込め詐欺対策法」でも必要かもしれません。
振り込め詐欺犯がそれだけ巧みであるとも、善良で騙されやすい人がそれだけ多いとも言えるでしょう。私が、複数の警察に持ち込んでいる告訴事件等が、上記のような「大量動員」により、ますます処理が遠のくような気がします。

【金融危機】G7でどうなる東京市場 一定の評価も、なお下落が大勢

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000540-san-bus_all

週明けからの1週間は、「現在の金融危機にとって勝負の1週間」(菅野氏)となる。米政府はスピード感のある政策を打ち出すことができるのか。市場の先行きはこの1点にかかっている。

経済にも株にも素人の私が見ても、今後の1週間で、株価が何とか踏みとどまるか、暴落の坂を転がり落ちて行くかが決まる、ということが強烈に感じられますね。
米国のサブプライム問題が、ここまで深刻な影響を及ぼし、日本にいる我々の生活を根底から掘り崩すほどの強烈なインパクトを与えてくるとは、ごく最近まで思いもよらなかった、というのが多くの人々の実感でしょう。
真の意味での危機とは何か、危機がどのようにしてその姿を現すか、ということを考えるとき、貴重な教訓を導き出すことができるように思います。
かつて、レイテ沖海戦で、レイテ湾への突入に成功する寸前の栗田艦隊を目前にして(結局、「謎の反転」により勝機は永遠に去ってしまいましたが)、レイテ湾の米軍将兵は、ひたすら神に祈っていた、という話を聞いたことがありますが、こうなってしまうと、あとは祈ることしか残されていないのかもしれません。

<訃報>俳優の峰岸徹さん 肺がんのため死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000012-mai-soci

大学在学中の62年に映画デビュー。渋い脇役として数多くの映画や舞台、ドラマに出演した。

かつて、自殺した有名アイドル歌手との仲を取り沙汰されたこともありましたが、それだけ魅力的な男優であった、ということでしょう。65歳ということで、早すぎる死と思いますが、ご冥福をお祈りしたいと思います。

街角の実写映像 米グーグル「ストリートビュー」 プライバシーどう配慮(平成20年10月13日・日本経済新聞朝刊14面「法務インサイド」)

最近、ストリートビューコメンテーターのようになっていますが、先日来、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080819#1219144977
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080829#1219980624
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080930#1222709959

とコメントしてきた内容の一部が引用される形になっていました。あまり手厳しく言っているつもりはないのですが、記事では「手厳しい」となっていました。しがない弁護士が言っていることですから、むしろ、記事に写真入りで出ている町村教授のコメントを参考に、この問題を考える上での参考になる記事になれば、と思います。

「沖縄って陪審制が導入されていた時期があるんですね」

http://d.hatena.ne.jp/okaguchik/20081013/p6

その点で、沖縄は現在の日本の遥か先を行っていた、と言えるかもしれませんね。
かつて話題になった

逆転―アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判 (岩波現代文庫)

逆転―アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判 (岩波現代文庫)

は、著者の陪審員体験に基づいて書かれたものであり、今となっては貴重な1冊と言えると思います。

三浦元社長自殺 高まるロス市警批判 疑念と無念 交錯

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000067-san-soci

10日午後9時45分ごろ、通りかかった係官が、意識を失って倒れている元社長を発見した。30分ごとに監視を行うことになっていたが、発見されたのは巡回のわずか10分後だった。
市警は自殺の懸念はないとみて、常時監視の施設には収容しなかった。

この種の施設における自殺防止は、永遠の課題と言っても過言ではなく、日本でも、施設側が注意を払う中で、収容者の自殺ということが起きています。日本でも24時間体制で収容者の動静をカメラで監視できる房もありますが、すべての収容者を厳重監視下に置くわけにも行かず、なかなか悩ましいものがあります。
収容者の動静に注意し、動揺や自殺をほのめかすような言動等があれば、その状況に応じた適切な対応を講じることが重要になりますが、三浦氏の場合、米国の施設に収容され、施設側との意思疎通が十分行われていたかどうか疑問があります。日本、特に東京拘置所という、日本でも有数の施設に長年身を置き、刑務官とも十分な意思疎通を行いつつ生活することに慣れていただけに、そうではない環境に身を置き先が見えない状況の中で、次第に孤立感、絶望感を深めて行った、という可能性はあるのではないかと思います。
一見、強気、快活に見えていても、実際はそうではない、という人もいて、三浦氏もそういったタイプであったのかもしれません。

好きだったら同じ断るにもフォローがあるはず 女性の本音と社交辞令がわからない男2

http://msn1.sunmarie.com/document/backnum/100/document023.html

いやいや、そんなことないって。たとえば、誘いを断るにしても、本当は行きたいんだけど都合が悪い場合って、ただ断るだけじゃなくて何らかのフォローがあると思うよ。
「例えば?」
「今回は都合が悪くてダメだけど、来週の○曜日だったら大丈夫なんで、また誘ってもらえますか?」とか言うと思うんだよねえ。まあ、みんながみんな、そういう反応を示すわけじゃないけど、少なくともそういう対応だったら、脈があると思っていいんじゃない?

昔、検察庁では名の知れた人から、「取調べは女性を口説くのと似ている。」と教えられ、そういうものかな、と思った記憶がありますが、今思うと、確かに似ている面があるかもしれない、という気はしますね。言葉のやり取りの中の、微妙な受け答え、表情の変化等々について、細心の注意を払いながら、何とか被疑者の胸の内を読み取ろう、説得しようと、日夜、努力していた日々が思い出されます。
そういう経験に照らすと、1回断られたから、即、駄目だとあきらめるのは早すぎると思いますが、断る際の相手の反応には注意すべきではないかと思われ、また、再度誘う際にも、単に誘うのではなく、相手の興味を引くような誘い方(相手が興味を持つような場所へ行くなど)が必要で、そういった工夫のある誘い方を2、3回やって乗ってこなければ、これは駄目だと潔く諦めたほうが良いのではないかと思います。この辺の引き時がわからず、しつこくつきまとって、ストーカーまがいのトラブルや、本当のストーカーになってしまう、ということが、世の中では結構起きているような気がします。

たけしTBSドラマで東条英機首相役

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000007-nks-ent

メークを施したが、眼鏡とひげをつけた程度で、東条英機本人にそっくり。同局関係者によると、たけし本人も扮装(ふんそう)した自分と東条の写真を見比べて驚いているという。

私も、テレビで紹介されている姿を見ましたが、そっくりで驚きました。
東條という人は、非常に評判が悪いものの、昭和天皇の信頼が厚く、能吏でもあり、複雑な性格を持っていて、悪人、善人といった単純な基準では推し測れない、なかなか難しい人物ではないかと思います。そういった複雑さ、人物としての難しさということも、演技の中で出してほしいという気がします。