羽田沖日航機墜落事故体験記

http://www32.ocn.ne.jp/~sujaku/nikko/taikennki.html

たまたま見つけたものですが、体験したものしかわからない具体性、迫真性があり、非常に読み応えがあります。
昭和57年は、ホテルニュージャパン火災と、羽田沖日航機墜落事故が、連日発生し、高校3年生だった私も、毎日、テレビに釘付けになっていた記憶があります。
この事故の後、3年余りたって、昭和60年に、あの日航ジャンボ機墜落事故が起きることになります。

「衝動的犯行」見方強まる、豪憲君殺害容疑の容疑者

http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY200606250309.html

捜査では、被疑者の供述について、信用性確保のためにも、合理的か、裏付けがとれるか、他の証拠と整合性があるか、等々のあらゆる観点から検証が行われます。
ただ、裏付けが取れない部分も残るのが普通で、被疑者の特異な性格等もあって、最後まで、不自然、不合理な部分が残るということも少なくありません。
特に、「計画性」について、捜査機関は、計画性があったのではないか、という観点で徹底的に追及するものですが、被疑者としては、これ以上悪者になりたくない、刑が重くなるのは嫌だ、という気持ちから、計画性があっても否定する場合が多く、計画性が客観的な行為として表れている場合はともかく、そのような部分がなかったり少なければ、計画性への追及が中途半端に終わるという場合も少なくないのが実状でしょう。
捜査の限界、ということが、どうしても出てきます。

「玄関の血痕、始末せず 犯行の計画性薄れる、秋田小1男児殺害事件」
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006062601000241.html

「死刑相当でない」主張へ 最終弁論で弁護人、奈良・女児誘拐殺人公判

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060626-00000024-kyodo-soci

この事件と、近く判決が宣告される広島の女児殺害事件は、この種事件で死刑と無期の限界を見極める上で、今後の重要な先例となる可能性が高い、と言えると思います。
従来の事件では、被害者が1名の場合、幼児であったり人倫にもとる残虐、わいせつな行為に及んだ後に殺害する、といった悪質性があっても、死刑は回避される場合がほとんどであったと思います。
しかし、上記の両事件で死刑が適用されることになれば、今後、死刑適用例は増える可能性が高いでしょう。
山口母子殺人事件の弁護人になっている安田弁護士は、長年、死刑廃止運動に携わってきた方ですから、そういった状況に強い危機感を抱いている可能性が高いのではないか、と私は見ています。

超豪華議員宿舎 本当に必要なの?

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060625/mng_____tokuho__000.shtml

なかなか難しい問題ですが、東京の家賃は高く、また、国会議員である以上、セキュリティがしっかりしたところに住む必要もあると思いますから、国が宿舎を確保して提供する必要性を否定することはできないのではないかと思います。国会開会中のことを考えると、都心の便利な場所であるほうが良いでしょう。
ただ、過度に豪華である必要はなく、家族まで一緒に生活できる仕様にする必要があるかも検討されるべきでしょう(国会議員になる前から、どこかに自宅はあるはずです)。
お手盛りという批判を避けるためにも、宿舎の計画段階から、外部の人々によって検討してもらう、という配慮をすべきであったと思いました。