室伏、繰り上げ「金」 アヌシュのメダルはく奪

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040830-00000006-kyodo-spo

さらに五輪の競技前と競技後の検査で採取したアヌシュの尿検体が、別人のものだったという決定的な証拠も示し、同選手のドーピング違反を認定。

覚せい剤使用の事件で、鑑定した尿の同一性が問題になることがあり、「すり替えられた」といった主張が被告人、弁護人から出されることがありますが、オリンピックのドーピング検査も、日本の覚せい剤等の事件での厳格なレベルの採尿手続を行う必要がありそうです。

手鏡のぞき「無実潔白だ」…植草被告が会見

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040830i306.htm

(事件は)警察官の明らかなでっち上げで、天地神明に誓って無実潔白だ」と改めて無罪を主張した。

この方が有罪なのか無罪なのかは、証拠を見ていないのでわかりませんが、「天地神明に誓って」無実を主張して、実は有罪だった、という人は多いので、この言葉だけでは判断できませんね。

<女性教諭殺害>元警備員が実況見分拒否 解明に時効の壁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040830-00000089-mai-soci

 しかし(1)それだけの動機で殺害までしたのか(2)男は妻に気付かれずに床下に遺体を埋めたのか(3)衣類やバッグをなぜ遺体と別に埋めたのか(4)殺害現場が本当に学校なのか――など解明すべき疑問点が多い。

公訴時効が完成して、起訴の見込みがない以上、強制捜査はできないです。上記のような疑問は当然生じますが、解明するのは極めて困難です。

KSD控訴審、証人の元理事長がわいろ性覆す

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040830it12.htm

こういうことは、時々起きますが、供述が翻ったからと言って、変更後の供述が信用される、というわけではないです。従前の供述と、新たな供述の、どちらが信用できるかについて、供述の内容や一貫性だけでなく、他の証拠との整合性なども検討され、判断されることになります。双方の供述の、どちらも信用できない、という結論になることもありえます。