7月15日発表、新しいクラウンが六本木ヒルズに登場『DISCOVER YOUR CROWN.』キャンペーンをスタート

7月15日発表、新しいクラウンが六本木ヒルズに登場『DISCOVER YOUR CROWN.』キャンペーンをスタート|トヨタ自動車株式会社のプレスリリース

今回のクラウンは、フルモデルチェンジ・シリーズ化を機に日本発の高級車として、今後順次グローバルに投入拡大していきます。

トヨタ・クラウンといえば、かつての昭和時代においては「いつかはクラウン」という有名なフレーズに象徴されるように、成功者の証であり憧れでしたが、時代も変わり令和の世になって、従来の名残を全く感じないものに変わりましたね。

私自身、クラウンを自車として利用したことはありませんが、クラウンといえばこういう車という強烈なイメージが染み付いていて、フルモデルチェンジ後のものを見ると、違和感のようなものを感じます。それだけ私が古い人間になっているということなのかもしれません。

斬新なデザインであり人気が出て売れそうですが、従来型が良いという根強い人気も続きそうな気がします。

「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」 

 

2019年に出て、ずっと読まねばと思っていたのですが、なかなか読めず、その後、Amazonオーディブルでも出たので、移動中の時間を利用して聴きました。

独ソ戦の全貌がよくわかりましたし、ドイツ、ソ連の双方が、残虐行為を繰り返しながら死闘を続け、双方に膨大な犠牲者が出たこともよくわかり、正に「惨禍」であったことが痛感されました。

出てくる地名の中では、現在のウクライナ紛争でもよく聞くものが複数出てきていて、ウクライナ紛争における残虐な戦争犯罪を聞くにつけ、同じ地域で再び戦争の惨禍が繰り返されていることに、人類が平和な社会を築くことの難しさを感じずにはいられませんでした。

著者は、独ソ戦に関する、より詳細な著作も計画しているとのことで、今後が楽しみです。

「恐れのない組織ー「心理的安全性」が学習・インベーション・成長をもたらす」

 

参加しているビジネス書読書会の今月の課題図書になっていて、通読してみました。

組織において心理的安全性を確立することで、メンバーが率直に発言でき、建設的に組織に関与して、より良い成果を生み出していく、そのためにリーダーが心理的安全性を確立できる組織作りを行っていくべき、といったことが、豊富な実例を交えながら論じられています。私自身、イメージとしてはそういうものを持ちつつも理論としてきちんと接したことがなく、心理的安全性の考え方には納得できるものを感じましたし、あるべき組織の中核的な考え方として、普遍的なものであると感じるものがありました。

なかなか読み応えのある本で通読に時間がかかりましたが、通読して良かったと感じるものがあり、読んだ甲斐がありました。

「北条時政:頼朝の妻の父、近日の珍物か」

 

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でもよく登場する北条時政ですが、先日、書店へ行って本を見ていたところ、これが最近出たのを知り、買い求めて読んでみました。

時政より前の北条氏の由来、勢力が、既に読んでいた鎌倉初期頃を取り扱った本を読んでいても今ひとつよくわからなかったのですが、本書を読んで、伊勢平氏にも由来がありそうな、また、京の都にも様々なつながりを持っていた可能性がある家であることがわかり、伊豆の単なる在庁官人にとどまらない家、時政という人物であったことが窺われました。

源頼朝周囲の、様々な複雑な地縁、血縁関係の中で、北条氏がライバルを圧倒し、徐々に執権としての地位へと上り詰めていく道程が丹念に書き込まれていて、内容がかなり細かく読むのに骨が折れましたが、通読して、読んでおいて良かったと思えるものがありました。

引き続き、大河ドラマを観つつ、いろいろと読んでみたいと考えています。

 

【速報】社民党が政党要件を維持 福島みずほ氏が当選

【速報】社民党が政党要件を維持 福島みずほ氏が当選(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

社民党は有効投票の2%以上を獲得し、政党要件を維持しました。

私は今回、比例は社会民主党に投票しました。

社会民主党を支持しているわけではなく、考え方も異なるのですが、ただ、ヨーロッパでは社会民主主義政党が根強く活動していて(例えばドイツ社会民主党)、社会民主主義の考え方自体は、岸田首相が提唱している新しい資本主義にも通じるものがあって、社会の中の一定の人々の考え方を代弁する存在としての社会民主主義政党は、日本でも存在して良いと考えています。

その意味で、社会民主党が政党として存続する意義はあるのではないかと考えて、敢えて投票しました。

福島党首には、こういう、主義主張も異なるのに投票した人もいることを認識しつつ、国家社会のために頑張っていただきたいと思います。

安倍元首相を銃撃した容疑者はどれほどの罪に? 過去の要人殺害事件では無期懲役の判例も

安倍元首相を銃撃した容疑者はどれほどの罪に? 過去の要人殺害事件では無期懲役の判例も(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

元検事の落合洋司弁護士はこう言う。

長崎市で2007年4月、市長選で再選を目指し選挙運動中だった伊藤一長前市長が射殺された事件で、長崎地裁暴力団幹部の被告に死刑判決を言い渡しました。控訴審無期懲役となりましたが、今回の事件の場合、社会的影響、計画性を考えると悪質性が高く、死刑判決が出る可能性は十分にあります」

ネット上では、被害者1名の殺人事件で死刑判決はない、という声もありますが、数は多くないものの、被害者1名の殺人事件で死刑判決が出た例はあります。上記の長崎市長殺人事件第1審判決はその1 つです。

人の命自体の価値に軽重はありませんが、元首相、政権党内の最大派閥の長、国内だけでなく国際的にも極めて影響力の大きい人物を、計画的に、白昼、銃撃して殺害した行為は、極めて悪質性が高いものと評価されるでしょう。日本国、日本社会にとって重要な人物を抹殺した刑事責任には重大なものがあり、死刑判決は十分にあり得ると私は考えています。

 

 

「検察は不起訴の理由を明らかにしなかった」ニュースの常套句、頻出のワケは

「検察は不起訴の理由を明らかにしなかった」ニュースの常套句、頻出のワケは(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース

検察が起訴・不起訴を明らかにする・しないの根拠はどこにあるのでしょう。 東京地検公安部の元検事、落合洋司弁護士に聞きました。

検察広報にあたり、単に消極に終始するのではなく、国民に対して必要な情報は提供するという積極性も求められていることを肝に銘ずべきだと思います。

弁護士ドットコムニュースから解説を求められたので、私自身の経験、知識から答えたものでした。

私が検事に任官したのは1989年ですが、その当時はまだインターネットも普及しておらず、刑事事件に対する人々の関心も、今よりはもっと低かったと思います。関心を持つ前提となる情報が、今よりは圧倒的に不足していたと言えるでしょう。

現在は、刑事事件に関する情報を、ネットを通じて豊富に得られますし、そういう中で、検察の処分がどういう根拠で行われたのか、関心が集まりやすくもなっています。何もかも公表はできないにしても、主権者である国民が持つ正当な関心に対して、きちんと説明していくことは、今後ますます検察に求められていくと私は考えています。

この問題についての参考になれば、と思っています。