「犯行予兆電話」昨年3万4千件 アポ電、対策は留守電

「犯行予兆電話」昨年3万4千件 アポ電、対策は留守電(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

警視庁幹部は「電話自体に出ないことが一番の対策だ」。常に留守番電話に設定し内容を聞いてからかけ直すことなどを勧める。

 私は昭和39年生まれで、昭和の終わりに大学を出た「昭和人間」なので、昔ながらの電話の作法がわかるのですが、かかってきた電話には名前を名乗って(「はい、落合です」という感じで)出て丁寧に対応するのが作法、マナーで、古い人ほどそういう対応を今でもすると思います。

そういう人にとっては、いきなり「電話自体に出ないことが一番の対策だ」と言われても戸惑うしかないでしょうし、携帯電話やスマートフォンを使わず固定電話のやり取りで生活している、特に高齢者はまだまだ多数いるはずですから、この種犯罪の対策にはかなり難しいものがあるでしょう。

啓発を必死にやっても特殊詐欺の被害が続く中、警察当局としては、いたちごっこにはなっても、啓発を更に続け、防犯を図りつつ捜査を徹底して行っていくことしか、当面の対策としては他にないというところでしょう。