「高倉健、最後の季節。」

 

最後の日々に身近で接した近親者によるもので、言動、逝去への動きなど身近にいたものでしか書けない内容が多々あって、しみじみと読みました(オーディブルで鑑賞したので、正確には聴きました、ですが)。

最後まで、次の作品への意欲を持ち、演じようとしていた、前向きな気持ち、姿勢には、私自身も学ぶべきものがあるように感じましたし、改めて、失われたものの大きさ、喪失感を感じるものがありました。

老いて亡くなるのは人の習いではありますが、もっと生きて作品の中で様々に演じてほしかったと思います。