「発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法」

 

発達障害という言葉を見聞きする機会が増えていますが、私自身、専門家ではないものの、全体としての正しいイメージ、基本的な理解を持っておき、必要に応じてそういったベースの上で検討していけるようにしたいと思いつつ、これを通読してみました。

著者は、発達障害、特にグレーゾーンに属するケースを、幅広く紹介していて、具体例もいろいろと盛り込まれ、全体としてのイメージを形成する上では役立つ内容と感じました。

通読して感じたのは、発達障害という枠の中に実在する人物を無理にはめ込むのではなく、実在する人物の特性をよく見て実態に目を向けていくことではないかという印象を受けました。