初公判で懲役2年6月求刑 清原被告の“潜伏生活と支援組織”

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160517-00000024-nkgendai-ent

逮捕から106日。覚醒剤取締法違反で起訴された清原和博被告(48)の初公判が17日午後、東京地裁で開かれ、検察側は懲役2年6月を求刑した。
紺色のスーツ、白いワイシャツの姿で入廷した清原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めると、本人質問では「大変申し訳ありません」「プロ野球を目指す子供たちにも申し訳ない」と涙ながらに謝罪。
親友である佐々木主浩・元ベイスターズ投手(48)が出廷し、弁護側の情状証人として「最高のバッター。2回目はないと信じている」などと訴えると、下を向いてハンカチで涙をぬぐい続けた。
弁護側は情状酌量を求め、公判は即日結審。判決は31日に言い渡される。

使用、所持に譲受が起訴対象となっていて、私は、懲役2年程度の求刑ではないかと思っていたのですが、懲役2年6月というのはやや重めでした。覚せい剤使用歴や常習性といったことも加味しての求刑であったのかもしれません。
この種事件では、通常、家族、近親者が情状証人として証言することが多いものですが、上司とか同僚、友人といった人が情状証人になることもあります。筋としては、身近にいて指導、監督が現実的にでき得る家族、近親者が適当と考えられやすいですが、ネームバリュー、インパクトのある人にお願いする、ということもあって、本件では、家族、近親者に適当な人がいないといったこともあっての上記の情状証人となった可能性はありそうです。
初犯で、敢えて実刑にするような事情も特になく、判決予測としては、懲役2年6月・執行猶予3年(あるいは4年)といったところでしょう。私もかつては野球少年だった身で、清原の華々しい活躍ぶりは今でも思い出します。早く立ち直り、野球やそれ以外で分野で、また活躍し社会に貢献できるようになってほしいものだと思います。