「ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略」

 

Kindleで落として、読まねばと思っていたところ、オーディブルでも出たので、移動しながら聴いて通読(通聴)しました。

ハイブリッド戦については、最近、よく話題として取り上げられていて、私自身も興味、関心を感じていたのですが、本書を読み、様々な手法で「敵」を陰に陽に(陰、を多用しながら)追い詰めていく様に、深刻なものを感じました。深刻な、というのは、日本がそういったハイブリッド戦に対する防備がほとんどきていないであろうということです。

日本国憲法平和憲法ということは十分に尊重されつつも、平和ボケの中で無防備に生きていて、気がついたら敵国に支配され言いなりの国になっていました、では平和自体が根底から覆ることになります。そうならないためには何をすべきかということを、常に考え、実行に移すべきものは速やかに移していくという積極果敢な姿勢、動きが今の日本に必要不可欠であることを、本書を読み改めて痛感しました。