電気料金値上げ、6月以降の公算 負担軽減へ、審査厳格化で先送り

電気料金値上げ、6月以降の公算 負担軽減へ、審査厳格化で先送り(共同通信) - Yahoo!ニュース

家計負担の軽減に向け審査を厳格化しており、7社のうち5社が当初値上げ実施を目指した4月から2カ月以上先送りされる見通しとなった。また6社は直近の燃料価格の下落を反映させ申請中の上げ幅をいったん圧縮したが、今後の審査でさらなる対応を求められる可能性がある。

私自身も電気料金値上がりの直撃を受けつつあり、実に困ったものだと感じています。困っても何とかなる人はともかく、生活に深刻な打撃があり何とかならない人も少なくありませんから、由々しき問題だと思います。

その背景には、2011年の東日本大震災後、脱原発を進めるかどうか、自然エネルギーを活用した発電を強力に推進するかどうか、といったことを、脱炭素化の流れの中で速やかに方針決定し、決定した方針に基づいて強力に推進してこなかった、政策の遅滞、誤りにあると言えるでしょう。

今更、直ちに何かできてどうなる、という問題でもなく、国民は大波の中を翻弄される小舟のように、苦しむしかないのでしょう。