陸自ヘリ不明、緊迫の防衛省 元陸自幕僚長「前代未聞のこと」

陸自ヘリ不明、緊迫の防衛省 元陸自幕僚長「前代未聞のこと」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

坂本雄一・第8師団長(陸将)が搭乗していたことを明かし、「自分の部隊を訓練するためにも指揮官が搭乗して、航空偵察するというのはある」とした。

早期発見、救出を願うものですが、1機のヘリコプターに、師団長を含む複数の幹部が搭乗していたのはいかがなものだったか、と感じます。

海軍甲事件として有名な、山本五十六連合艦隊司令長官戦死事件では、山本長官は一番機に搭乗し、宇垣連合艦隊参謀長は二番機に搭乗していて、一番機はジャングルに不時着して全員死亡、二番機は海上に不時着し宇垣参謀長は重傷を負いつつも生還しました。1機に搭乗していれば連合艦隊司令部は全滅していたところでした。

ヘリコプターは、安全性が高い機体であっても事故はつきもので、2機に分かれて搭乗していればと悔やまれるものがあります。

事故原因も含め、この事故が今後の安全対策に生かされてほしいものです。