「安倍・菅政権vs検察庁 暗闘のクロニクル」

 

 先月下旬に出た本ですが、興味を感じ、割と一気に読みました。

今年5月に賭け麻雀スキャンダルで辞任した黒川検事長やその後に検事総長になった林氏の、検事総長人事を巡る経緯、関係者の動きがかなり克明、具体的に書かれていて、どこまで真実かはわかりかねるものの、大体こういう経緯だったのかな、と思いつつ、読み進め読了しました。

政治と検察の関係は、古くて新しい問題で、今後も繰り返し問題となるでしょう。この問題や今後を考える上で、いろいろと材料を提供し考えさせられる、資料性もある一冊だと思いました。