「無人島のふたりー120日以上生きなくちゃ日記」

 

2021年に惜しくも癌で亡くなった作家山本文緒の闘病記で、以前、1度通読したのですが、最近、山本文緒関連の記事をyほむことがあり、また読みたくなって通読しました。

癌とわかった後、動揺する気持ちの中で、できるだけ明るく生き、自分や周囲の人々を冷静な目で見つめる様が、ユーモラスな筆致とともに印象的で、改めて新たな気持ちで読むことができました。かえすがえすも惜しい才能でした。きらめくような才能を、神がさらって持っていってしまったような気がします。

改めてご冥福をお祈りします。