組み体操中の児童の脇腹蹴り上げ不登校に 教諭に罰金刑

組み体操中の児童の脇腹蹴り上げ不登校に 教諭に罰金刑(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

男児の保護者や学校が区教育委員会へ提出した報告書によると、教諭は昨年9月、校庭で運動会の組み体操を練習させていた。その際、男児が、自分が本来演技する位置にいた別の児童に話しかけたことを注意したが、話をやめなかったとして立腹。四つんばいになっていた男児の背中をたたいたり、脇腹を蹴り上げたりした。

10万円という罰金額が妥当かどうか、証拠関係を見ていないので断定はできませんが、罰金刑の感銘力という観点から、重さは感じず、どちらかというと軽い印象は受けます。

この種の犯罪を学校内で防止する方策が講じられるのは当然のことですが、起きてしまった場合に、そのような教師は「要注意教師」としてリストアップされ注意の対象とされるべきでしょう。その上で、再発するようであれば、教育の現場には置かないとか、停職以上の厳しい処分にするとか、そういった対処がされることで、児童を保護することにつながるのではないかと思います。

記事によると、被害児童は小児心身症になったとのことで、こういう体罰は、愛の鞭などという美名で正当化されるものではなく、児童の心身に深刻な打撃を生じさせる悪質な犯罪行為という認識を、広く共有するところから対策を講じる必要性を感じます。