就活にLINE浸透 250社利用「学生から返信早い」

就活にLINE浸透 250社利用「学生から返信早い」(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース

人材サービス会社のネオキャリア(東京)が18年に実施した調査では、企業の採用担当者の52%が「今後、LINEの導入を検討」と回答。同社の担当者は「肌感覚ではこの1年で大きく進んでいる」としている。

 記事を読んで、これはLINEを使うと合理的、効率的で便利だろうなと強く感じました。

私が大学生で周囲が就職活動をしてたいたのは、昭和61年(1986年)当時でしたが、携帯電話も一般には普及しておらず、就職活動中に企業と連絡を取るタイミングの際には、自宅や下宿先の、連絡がつく固定電話の近くにいなければなりませんでした。今から考えると、随分と不便な時代であったものです。

私は、大学3年生の時から司法試験を受け、大学4年生の時にも受けて就職活動をしておらず、4年生の7月に論文試験を受け、これは落ちたなと思ったので、その後、下宿や大学の読書室で勉強を続けていました。8月の下旬頃、夜、下宿の部屋にいると電話がかかってきて、相手は、その後にみずほ銀行になった、当時のある都銀の採用担当者で、私が所属していたゼミの名簿を見てかけてきたものでした。その人が言うには、内定を出していた学生に辞退され、この電話でうちに来ると言ってくれたらこの場で内定を出します、と言われ、私は驚きました。就職活動も面接もしていないわけですから。ゼミやそこへ所属している学生への評価が高くて、そのように言ってくれたものでしたが、今なら考えられないことです。

ちょっと逡巡しましたが、司法試験を受けたいので、と丁寧にお断りし、相手も、そうでしたか、それはぜひ頑張ってくださいと言ってくれ、それで終わりました。その年の秋に私は司法試験に合格しました。

あの時、私が、行きますと言っていれば、今頃、みずほ銀行の行員として働いていたかもしれず、人生というのはちょっとしたことで大きく変わってくるものだと思います。みずほ銀行の行員になっていたほうが、安定した幸せな人生だったかもしれません。笑

記事を読んで、そんなことも思い出していました。