http://ascii.jp/elem/000/001/707/1707332/
つまりiPhone 8シリーズは、ホームボタンが備わる最後のiPhoneとして新しいiPhone X世代と明確な差別化が生まれることになり、単なる型落ちモデルではなくなるのです。
これまでiPhone SEが人気だったように、より小さく価格が安く、いままでと同じ使い勝手で楽しめるモデルには一定の人気がありました。特に新興国やAndroidからiPhoneにスイッチするユーザーの間では、iPhone SEとともに、iPhone 6シリーズやiPhone 7シリーズが根強い人気であることもそれを裏づけています。
私は、昨年9月から、iPhoneXを導入した11月まで、iPhone8を使っていたので、8とXを連続して使うことになったのですが、有機ELディスプレイのXが、やはりスペック的には先を行っているとは思いましたが、8でも十分に用は足りていて不満はなく、無理にXにする必要はないと思いましたし、価格差(Xは有機ELのコストが大きく跳ね返っているようで高過ぎでした)を考えると8のほうがコストパフォーマンスは明らかに優っていると感じました。
ホームボタンに慣れている人には、FaceIDは避けたいと考える人も少なくないでしょうし、今秋の新iPhone発売後に、8が併売されて当面の間はベイシックなiPhoneとして根強い人気を持ち続けることは、十分にあり得ることだと思います。
6→6s→7→8という流れで、成熟、安定した製品になっているiPhone8は、新iPhone発売が迫る中でも、安心して買い求められるスマートフォンと言えると思います。