https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000514-san-soci
関係者によると、検事は6月下旬に実施した女性への聴取で「(弁護士は)旧司法試験を複数回受験して合格した努力家だ」と伝え、弁護士の立場にも理解を示すよう求めた。さらに「あなたは美人だから(弁護士が)舞い上がったのだろう。(弁護士の気持ちは)男として分からなくもない」と弁護士を擁護するかのような発言もあった。
取調べでの、全体の話の流れがよくわからないのですが、どういう流れであっても、被害者の事情聴取の際に加害者側をほめる意味は見出せませんし、検事が、男としてわからなくもないなどと加害者側をかばう理由も必要もないでしょう。無意味である上で、被害者の感情を逆なでする有害さを持つ言動で、どうしてこういうことになるのか、理解できないものがあります。取り調べていた側のコミュニケーション能力にも問題があるのかもしれません。
こういった取調べをする人は、いろいろな場面でやっている可能性が高いので、検察庁としては、立会事務官からも、適宜、情報を収集して問題の積極的な発見、対応を行うべきでしょう。