https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-09/OL3N6Q6TTDS201
東芝グループの資料によると、同会館は東芝グループの来客を迎える場所として使用されていた建物で、旧三井財閥で経営手腕を発揮した財界人・朝吹常吉の私邸として使用された後、旧加賀藩前田家を経て東芝グループが所有していた。
私の事務所の割と近くにあって、たまに前を通ることがあるのですが、こういう由緒ある建物であるとは知りませんでした。品川駅にも近く、いかにも古くからある「お屋敷」という感じで、日本テレビが購入したとのことですが、偉い人の接待などにはうってつけでしょう（私のようなしがない弁護士には無縁ですが・・・）。
東芝の現状からすると、こうした不要不急の「資産は、徐々に整理、売却される流れにならざるを得ないですが、思い出深いものが処分されて寂しく思う、古き良き時代を知る関係者も少なくないでしょう。時代の流れ、諸行無常、栄枯盛衰といったことを感じさせられます。
