ガラケー進化中…「ガラホ」に相次ぎ新製品

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150514-OYT1T50130.html

NTTドコモとKDDI(au)は、夏商戦向けの新商品に、「ガラケーガラパゴス携帯電話)」と呼ばれる従来型携帯電話に米グーグル社のスマートフォン用の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を使った機種を相次いで発表した。
根強い人気のガラケー利用者の取り込みを図る。

スマートフォンを使う、大きなメリットは、様々なアプリが使えて便利ということでしょう。iOSiPhoneiPad)やAndroidでは、実に多くの多様なアプリを利用することができ、活用すると実に便利です。その点、Windowsではアプリの数が他よりも少なくて相対的に利便性は低まるのが現状です。
ただ、慣れ親しんだガラケーを使い続けたい、アプリをいろいろと使うような使い方はしない、電話やメールができればとりあえず困らない、といった需要がかなりあるのも事実で、できるだ費用を節減するためにAndroid仕様にしつつガラケーのスタイルを踏襲した「ガラホ」へという流れが出てくるのは、日本のガラパゴス状態の流れの中では、自然さや必然性があるように思います。江戸時代に、隠れキリシタンが信仰を守る中で、元々のキリスト教徒とは大きく変容した教えを信じるようになったように、世界的にもユニークな、「ガラホ族」のような一群として残る、ということになるのではないかと思います。モバイルの世界において、将来は、ナショナルジオグラフィックで取り上げるような存在になるかもしれません。
とは言え、自分に合った機器を使いこなすのが一番なので、無理にスマートフォンを使って不便な思いをするよりはガラホを活用したほうがベターだろうと私も思います。