独機墜落、直前に操縦士1人閉め出される 音声記録から判明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150326-00000022-jij_afp-int

この関係者によるとボイスレコーダーには、座席のうちの1つが後方に押され、扉が一度開閉された後、扉をノックする音が記録されていたが、「その時点から墜落まで会話は一切録音されていなかった」。席を立ったのが機長と副操縦士のどちらなのかは、今のところ不明という。

この事故で、特によくわからないのが、短時間に急激に降下していて何らかの緊急事態が発生したと推定されるにもかかわらず、そのことについて機内の乗務員から外部へ通報された形跡がないことですね。可能性としては、通報できる状態になかった、通報できる状態にあったが敢えてしなかったの、どちらかしかなく、いずれにしても、かなり異常な事態が機内で発生していたことがうかわれます。上記の記事で報じられていることも、そういった異常さをうかがわせる有力な事情の1つになるでしょう。
行方不明になって今なお発見されていないマレーシア航空機も、異常な航路を飛行していたことが既に明らかになっていて、個々の個別の事象なのか、あるいは何らかの共通の背景があるのか(その可能性はかなり低いとしても)、時々、飛行機を利用する自分としても気になるところです。
人生の半ばで、このような突然の事故で命を絶たれた人々が実にお気の毒です。