企業の情報コントロールに「企業内」弁護士が果たす役割とは?(日本組織内弁護士協会における講演)

http://jila.jp/event/index.html

今回は、落合洋司先生に、『企業の情報コントロールに「企業内」弁護士が果たす役割とは?』というテーマで、検察庁、大手総合IT企業、現在の法律事務所における検事・弁護士としての多様な経験を踏まえ、以下の事項につき総合的な視点からご講演いただく予定になっております。
(1) SNSやWEB掲示板における内部情報漏洩、外部からの誹謗中傷等に対する予防及び事後対応等
(2) 従業員や企業体の不祥事等が発覚した場合における適切な対応(広報との連携、情報統制、マスコミ対応等)

日本組織内弁護士協会に依頼され、1月30日午後7時から、上記の講演を行いました。
私が、組織内弁護士協会(最近は「企業」だけでなくそれ以外の様々な組織に所属する弁護士が増えていることから「組織内」弁護士と言われるようになっています)に入ったのは、ヤフー株式会社で勤務中の、今から10年ほど前であったと思いますが、その当時は100名程度であった会員も、現在は1000名に達して突破する状況で、そうした働き方をする弁護士は着実に増えています。講演では、私自身の企業内弁護士としての経験やその後の外部に身を置く弁護士としての経験も踏まえ、特に若手の企業内(組織内)弁護士の方々に注意してもらいたい点などを、できるだけわかりやすく率直にお話ししました。今後、会員はウェブ上でも視聴できるようになるとのことですから、興味ある方はそちらでもご覧ください。
講演後、参加者の方々と懇親会で懇談することができ、日頃はなかなか話す機会がない若手弁護士からいろいろなお話が聞けて、私にとっても有意義な時間を過ごすことができました。