卒業旅行に行かないイマドキの大学生

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卒業旅行は、学割効く最後の年、そして長期休暇が取れる最後の年と言われ、大手旅行代理店の中には卒業旅行のパッケージツアーを用意しているところもあるが、そのチャンスを活かせずに後悔する人が多くいることが浮き彫りとなった。

私が大学を卒業したのは昭和62年(1987年)ですが、私自身は卒業旅行に行かなかったものの、周囲で、学年末試験が終わった後の卒業式前まで(2月から3月)にかけて、主に海外へ卒業旅行に行っている人は多かったですね。私が行かなかったのは、特に何か理由があったわけではなく、苦しい司法試験の受験が終わって程なくて現実対応能力がかなり低下していたせいだったような気がします。今思うと、時間に余裕がありお金をかけずに済むような海外旅行へ、卒業旅行で行っておいたほうが良かった思うのですが。
ただ、当時と比べて今は、インターネットで検索しながら航空券やホテル予約などが簡単にできて、当時と比べて、旅行というものが、費用面も含めて、著しく容易に実現できるようになった、ということを感じます。昔のように、就職したら時間もなくなかなか海外旅行には行けない、といったことはなくて、あまり性急に卒業旅行へ行かなくても良いと、のんびり構えている人も少なくないのかもしれません。
ただ、学生の時のみずみずしい感受性で見たり聞いたりしたことは、その後の人生で役立つものもあるように思われますから、無理に行くこともないですが、卒業旅行や学生時代の旅行は、行ければ行ってみると良いのでは、と、この50歳になったおじさんは、多少の後悔の念も持ちつつ思います。ただ、行くときは安全面、健康面にくれぐれも注意して下さい。