ジョブズが語る失敗について。

http://blogos.com/article/85373/

最後に、冒頭にご紹介した伝記本に追加された10ページに書かれていた言葉を紹介します。ジョブズの妹で作家であるモナ・シンプソンジョブズの追悼式で語った一節。

“We all ― in the end ― die in medias res. In the middle of a story. Of many stories.”

”我々は皆――必ず最後には――道半ばで倒れるのです。物語の途中で。たくさんの物語の途中で”

私にとっても、追加部分の中で、特に印象に残ったのは、上記の言葉でした。志が高ければ高いほど、目標が高く大きいほど、その人は道半ばで倒れるのでしょう。とは言え、倒れるまでに達成したものも絶大、ということも多々あって、スティーブ・ジョブズも、その中の1人ということを改めて強く感じました。
伝記の追加部分を読んで、スティーブ・ジョブズの人生は決して長いものではなかったけれども、その最期は、愛する家族に囲まれ多くの人々に惜しまれる、その意味では幸せな最期であったと感じるとともに、でも、もっと生きてやりたいことをおもいきりやってほしかったと思わずにはいられませんでした。道半ばで倒れるとしても、その日はもっと後であってほしかった、そう思います。