ティム・クックCEO、故スティーブ・ジョブズの命日に書いた「手紙」

http://iphone-mania.jp/news-88365/

彼のレガシーとは何だろう?われわれを取り巻くあらゆることに見ることができる。彼のイノベーションと創造性のスピリットを持った素晴らしいチーム。世界でもっとも優れていて、お客様に愛され、世界中の何千万人もの人々に力を与えている製品。テクノロジーアーキテクチャにおける素晴らしい達成。驚きと喜びの体験。彼だけが作ることができた会社。世界をよりよく変えようという真剣な決意を抱いた会社。

最近、iPhone6s、6sPlusのCPUに2種類あってバッテリーのもちが異なる、当たりとはずれがある、という話題で盛り上がっていますが、スティーブ・ジョブズが存命であれば、そういうことを許しただろうかと、上記の記事を読み、ふと考えました。恨まれても嫌われても、購入者が当たり、はずれと一喜一憂しないように厳しく臨んだのではないか、という気がしたのですが、どうでしょうか。
偉大なカリスマというものは、人為的に作り出せるものではなく、天の配剤のようにこの世に出現するものではないか、スティーブ・ジョブズは正にそのような存在であったと、しみじみと感じます。救世主が現れるのを待つように、我々はスティーブ・ジョブズのような人物がこの世に出現するのを、今後も待ち続けるしかないのでしょうか。