海自いじめ自殺訴訟、高裁判決確定へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140426-00077635-kana-l14

語学力を生かし、国際貢献を目指した息子が夢半ばで命を落としてから今年で10年。「全面勝利」をつかんでも、最愛の存在は戻ってこない。母親は防衛省に対し、あらためて「裁判の結果を今後に生かして、私たちのように苦しむ家族を二度と出さないでほしい」と話した。

旧軍の抱えていた問題の中で、深刻であったのは、内部での陰湿ないじめやしごきに目に余るものがあって、それによる自殺者、しごきにより重傷を負い重い障害が残るといったケースが多かったことでしょう。
自衛隊は、旧軍の悪弊を受け継がないよう、例えば士官養成で、旧軍では陸軍士官学校海軍兵学校と別々であったことが陸海軍の根深い対立を生んだ反省から防衛大学校で一本化するなど、慎重に組織が作られたはずでしたが、こうしたいじめが跡を絶たないのは由々しき事態であり、組織の総力を挙げて根絶しなければならないことだと思います。組織内でいじめを根絶できないようで、有事の際に、この国を、国民を守れるでしょうか。
今後の早急勝つ効果的な対策、改善を強く望みます。