http://japan.cnet.com/news/business/35043211/
この買収によって、Lenovoには即座に有力なグローバルブランドが手に入る。同社のスマートフォン事業は中国で好調なものの、それ以外の複数の地域では苦戦している。一方、Googleは、同社の利益を削り続けて来た事業を切り離すことになる。
しかしこれらの特許は、訴訟の回避に期待されたほどの効果を発揮していない。さらに、法廷闘争の大半はAppleとサムスンの間で行われており、Googleはごくわずかしか関係していない。
グーグルがモトローラを買収した際には、買収額の巨額さや、この分野で多くの基本特許を持つと言われているモトローラ社を傘下におさめることによりグーグルがさらに有利にビジネスを展開することが大いに予想、期待されたものでしたが、狙い通りに事は運ばず不発に終わった、というところでしょうか。モトローラも、グーグルによる買収後、なかなか堅実に良い製品を出しているとは思いますが、今一つ地味で、サムスンなどの後塵を拝している状態で、グーグルとしては物作りが得意でandroid陣営のレノボに売却することで、これ以上、傷口を広げず済まそうと考えたのでしょう。
今後の⑦モトローラが注目されますが、個人情報の取扱上、レノボというのは不安がつきまとう面があり、良さそうな製品が出れば出るほど悩ましいことになりそうな気はします。