「iPhone Mini」、2014年に登場か--アナリスト予想

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130105-35026509-cnetj-sci

サムスンAppleよりも優勢とされる主な理由は同社がAppleより「多くのセグメントで活動している」ことで、そのおかげで同社は「Appleよりも多くのシェアを獲得」できると、Mawston氏はReutersに対して述べている。
Appleは反撃に出るため、Mawston氏がiPhone Miniと呼ぶ小型で廉価版のiPhoneを発売して、多数の消費者を引きつけようとするかもしれない。

記事で指摘されているように、サムスンは、例えばGalaxysシリーズで、日本で販売されているハイエンドの製品だけでなく、ミドルクラス、ローエンドの製品も併売していて、幅広く需要を満たせるようにしています。ただ、アップルが同様の路線を選択するか、ということになると、かなり微妙なところでしょうね。
iPhoneで複数の製品を併売すれば、供給体制がさらに窮屈になることは確実で、利幅の低い製品を無理して売るメリットがどこまであるのか、むしろ、利益が大きい他の製品に力を入れたほうがメリットが大きいのではないか、ということは検討されることになるでしょう。
そもそも、いくつものメーカーが製造、販売しているandroid端末と、アップルが1社単独で製造販売しているiOS端末の、シェアを単純に比較して、前者が後者よりも増えた、などと言うこと自体にあまり意味があるとは思われません。とは言え、アップルとしては、androidに、常に強力に対抗しようとしているもので、iPhoneMini発売の可能性も、低いとは思いますが、排除はできないでしょう。