http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130923-00000510-san-soci
重度のネット依存に陥ると、食事や睡眠をとらず倒れるまでネットをやり続ける。アルコールと同様に依存性が強いが、診断基準が確立されていないのが現状。国内には治療する医療機関が少なく、治療に当たる人材も不足している。
久里浜医療センターによると数年前まではオンラインゲームに没頭するケースがほとんどだったが、最近ではスマートフォンやSNSにのめり込むケースが増加。相談者の多くは10〜20代が占めるが、80代の高齢者にも及んでおり、中高年は出会い系サイトに没頭するケースが多いという。
ネット上のコンテンツが豊富になり、ネットを利用していれば、SNSによる人間関係の形成など、そこであらゆることが済んでしまう、というのも、こういった依存をますます強め深めることにつながっているように感じます。
依存が過度になることで、社会生活(仕事、学業など)に支障が生じてしまうようでは困りますし、物の見方、考え方も、ネットに過度に依存する中でバランスを失った歪んだものになる可能性も大きく、ネット利用者が膨大な数になる中、こういう問題も社会としてきちんと取り組むべき段階になっているということでしょう。
治療が必要な、深刻な状況になる前に、適度にネットから離れて人と会って話したり身体を動かしたりする時間を意識して作るなど、バランスの良い生活を送りネットも適度に利用する工夫が必要、ということを、自戒も込めて感じました。