http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130701/1050476/?P=1
日本ではあまり注目されていないファブレットが、海外で人気を高めているのはなぜか。また、ファブレットが日本でブレイクする可能性はあるだろうか。
ソニーモバイルはファブレットへの参入にあたり、非常に高い性能のモデルを投入してきている。このことからも、同社がファブレットの市場開拓に本腰を入れ始めていることが分かる。“本気”で参入するメーカーが増えたことは、今後ファブレットの市場が一層拡大する可能性が高いことを表している。
日本市場の動向を振り返ってみると、ファブレットがすんなりと受け入れられる土壌は整っていないように見える。日本でもスマートフォンでインターネットコンテンツの利用が多いことから、5インチ程度の大画面スマートフォンが人気となっているのは確かだ。だがそれ以上の大きさのディスプレーが求められているかというと、疑問を感じる。
ファブレットが日本で積極的に受け入れられるかどうかは、正直なところ未知数だ。しかしだからといって、日本市場にファブレットの入り込む余地がないかというと、そうではないと筆者は見る。
「ファブレット」について、その現状や今後の可能性について、わかりやすく説明された良記事ですね。ファブレットは、日本人が持つには大きすぎる傾向はあり(特に日本人女性にとっては大きすぎると感じられがちでしょう)、日本でどこまで支持され普及されるかは今のところ未知数と言うしかありません。
下のエントリーでも述べましたが、私の感覚で言うと、インターネットを見るのに、7インチサイズかそれに近いファブレットは、5インチ程度のスマートフォンより使いやすい、という感覚があり、また、タブレットとスマートフォンを両方持ち歩くより、ファブレットでまとめてしまったほうがシンプルで取り扱いやすい、という感覚があります。
この感覚を初めて感じたのは、GalaxyNoteの存在を知った時で、
「タブレット電話」Galaxy Noteは成功するか
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20120213#1329110497
でも、
やはり、利点は、画面が大きく、大きさとして電話がかけられる限界と言え、これが1台あることで、スマートフォンとタブレットを兼ねられる、ということでしょう。本体にすっぽりと内蔵できるスタイラスペンが付属していることで、手書き入力もでき、タッチパネルのバーチャルキーボードだけよりも、幅広い使い方が可能になります。おそらく、サムスンとしても、スマートフォンとタブレットが次第に融合して行く可能性ということを大きく視野に入れていて、力を入れているのでしょう。この流れは、今後、日本でも広まる可能性があると思います。
とコメントしていました。
今後、日本でどこまでファブレットが伸びるかは、いかに魅力的な製品が出てくるかによるところも大きく、大いに期待したいと考えています。