http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000435-yom-soci
96年には、破たんした旧住宅金融専門会社(住専)から引き継いだ債権の回収に当たる住宅金融債権管理機構の社長に就任。「国民に二次負担をかけない」を合い言葉に債権回収に当たった。しかし、99年に同機構から改組されたRCCの社長を退任した後、社長時代に不適切な回収業務があったことが発覚。2003年10月、大阪弁護士会に退会届を提出し、廃業した。
RCCの社長を務めている頃が、国民的人気も高まり、マスコミの寵児のようにもなって、人気絶頂であったと思いますが、その後、上記の記事にある「不適切な回収」が問題になり、弁護士を廃業することで辛くも起訴は免れましたが、その後は表舞台から姿を消し、寂しい晩年でしたね。今後、その功罪が改めて様々に議論されることになると思いますが、記事で、親族のみの葬儀であったとあるのを読み、日弁連会長まで務めた人物が、あれだけ脚光を浴びていた人物が、寂しい最期であったとしみじみと感じました。
その功罪はともかく、一時代を画した人物が、また1人世を去った、ということを感じつつ、御冥福をお祈りします。