スカイマーク、31日で関空撤退 「ピーチにのまれた」新規航空会社の苦悩

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130331-00000516-san-bus_all

昨年3月に関空に就航したLCC、ピーチ・アビエーションは国内線で片道3千円台からという破格の安さで多くの利用者を獲得。全日本空輸日本航空は、機内サービス強化で堅調な利用を維持した。これに対し、スカイマーク那覇路線などで1万円に抑えた特別割引運賃を設定するなどして対抗したが、「ピーチにのまれた」(業界関係者)。

新規航空会社ではこのほか、スカイネットアジア航空が今年度中に累積損失を解消する見込みだが、新規航空会社にとってLCCは大きな脅威だ。

私は、昨年、JALに固め乗りして今年から専用レーンでセキュリティチェックが受けられたり手荷物が早めに出てきたりと便利で、今年はANAに固め乗りしているので来年以降はANAでも同様の状態になる予定ですが、旅の目的やその時々の気分、懐具合により、良いサービスでゆったりと旅したい場合と、リーズナブルにぱぱっと目的地へ向かいたい場合があって、後者の場合は、サービス、利便性が悪くてもLCCで十分で、今後は、ケースバイケースでうまく使い分けたいと考えています。私の事務所の最寄駅(都営浅草線泉岳寺駅)からは、羽田空港が至近なだけでなく成田空港に行くにも便利で(直行する電車があります)、仕事の途中や終わった後に成田空港から国内、海外へも行きやすいので、成田空港発着のLCCには大いに注目しているところです。そのためには、LCCがどんどん飛んでくれて選択肢が増えたほうがありがたく、今後は、LCCを利用する機会が徐々に増えると予想しています。
そういうところに、上記の記事を読んで感じたのは、LCCに比べて割高、サービスも特に見るべきものはない、という状態では、運賃ではLCC、サービスでは既存のビッグエアラインに客が流れて、「中二階」のような新規(もう新規でもないと思いますが)航空会社に客はなかなか定着しないだろうな、ということでした。
何をもって利用者に訴求するか、という点では、広くあまねく様々な業界に通じる点ではあるでしょう。