関空にLCC就航続々 格安のわけ

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110924/biz11092418000008-n1.htm

各社に共通しているのは大手が10種類前後(約50〜500席)の異なる機体を運航しているのに対し、単一機種の機体を採用し、さらに1機当たりの運航頻度を増やすことで効率を上げていることだ。

関空会社は1兆3千億円に上る有利子負債を抱える。来年7月の大阪(伊丹)空港との統合と将来の民間売却を控え、少しでも多くの路線を誘致したいところで、営業活動を活発化させている。

関西国際空港が、LCC(ローコストキャリア)のハブ空港化しつつある、その実態がよくわかる記事ですね。
その人の懐具合や、飛行機による旅に何を求めるかにもよると思いますが、私の場合、飛行機に乗っても読書、音楽を聴くか、あとは寝ている程度で、機内での快適さを求めるより、むしろ、さっさと目的地に着いて、おいしいものを食べるなら着いてから食べたい、という感覚で、LCCには、今後、大きく伸びてほしいと思っています。
羽田空港が国際空港化して、近隣の外国へ行くのにかなり便利に使える状態になっている反面、成田空港は、このままでは徐々に地盤沈下する恐れがありますが、外国の航空会社を積極的に受け入れ、国内外へ就航するLCCハブ空港化することによって、成田空港が存在意義を確保し、生き残ることが可能になるのではないかと思います。上記の記事を読みながら、成田空港をLCCの拠点として活用してほしいということを、改めて強く感じました。