募金詐欺、3人を追起訴 大阪地検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000004-san-l27

起訴内容は、昨年10月26日と11月23日、同市中央区阿倍野区の路上で、先天性の難病「骨形成不全症」を患う女児への支援名目で偽の募金活動を行い、男女6人から計約3800円をだまし取ったとしている。

こういった形態の詐欺については、

募金詐欺、個々の被害特定は不要 最高裁が初判断
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20100320#1269049545

でもコメントしたように、

「募金に応じた多数の人を『被害者』とし、募金の時期や場所、被害総額を示せば成立する」

という判断が示されていて、今後も、こういった立件、起訴は出てくる可能性が高いと思います。
当初、記事を見て「3800万円」かと誤認してしまったのですが、3800円、というのは、詐欺罪の立件額としてはいかにも少額で、今後、訴因変更により、上記の最高裁判例に沿って、被害額が増え、不特定多数からの詐欺、とされる可能性はありそうです。