米アップル、iPhone下取り=最新機種の販売強化

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130607-00000037-jij-n_ame

アップルは、携帯電話の流通・販売を手掛ける米ブライトスターと提携し、「アイフォーン5」の購入者を対象に旧モデルの下取りを行う。下取りした製品は整備した上で、新興国で安値で販売する。アップルにとっては、下取り費用を回収できる上、価格が高い最新モデルの販売で苦戦する新興国で、同社製品の利用拡大につなげる狙いもある。

かつての、スティーブ・ジョブズが健在で勢いがあった当時のアップルであれば考えられないような事態になっていますね。記事では、「新興国で」となっていますが、新興国に限らず、サムスンをはじめとするandroid陣営の攻勢には激しく、強力なものがあり、かつてのような、買いたい奴に売ってやる、といった殿様商売では通用しなくなっているということでしょう。アップルが、徐々に落日状態に入っているということを感じさせるものがあります。
この状態を打破するためには、サムスンとがっぷりと四つに組む、という路線ではなく、よりハイスペック、スペシャルな製品をやや高価であっても出して、そういった製品を求める層に強く訴求するとか、従来の路線を大幅に見直す必要があると思います。