グーグルの「Nexus 10」レビュー--「Android 4.2」搭載フルサイズタブレット

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Nexus 10は、筆者が今まで使ったなかでもっとも高速に動作するAndroidタブレットである。第3世代の(そしておそらくは第4世代の)iPadのように常にきびきびと動作するわけではないものの、メニュー操作やアプリの起動/切り替えは、他のAndroidタブレットのいずれよりも高速であり、この速度で大量のピクセルを描画しているという事実は、「Exynos 5 Dual」プロセッサの性能が高いということの証明と言えるだろう。
ただ、「Nexus 7」で解消されたと思っていたAndroid特有のもたつきが、再び発生する場合もあった。また、アプリは思っていた以上にフリーズし、OSが突然再起動することも何度かあった。

Nexus 10iPadキラーではない。少なくとも、現状ではそうなっていない。Google側で解決しなければならないパフォーマンス上の問題もいくつか残っているうえ、ポゴピン接続の充電器の価格や発売日に関する詳しい情報が発表されるまで、充電時間の遅さという問題は特に暗い影を落とすことになる。また、Nexus 10向けの素晴らしいアプリもいくつかあるものの、筆者はその数がもっと増えてほしいと考えている。
こういったことから、タブレット購入時の第1の選択肢は、パフォーマンスの向上や、アプリの選択肢の拡充、コンテンツのエコシステムの醸成を何年もかけて成し遂げてきているiPadとなるだろう。

一通り読んでみましたが、androidに馴染んでいる、最新のandroid4.2を使ってみたい、あるいは、アップルやiOSに馴染めない、という人が、iPadよりハード面では劣ることを覚悟の上で使うならこれ、という印象ですね。やはり、iPadが築いている、高いレベルに、他社製品が達するのはなかなか難しい、ということでしょう。
スマートフォンについても、迷ったらiPhoneだと思いますが、タブレットについも、迷うようならiPadにしておくのが無難、ということになると思います。
上記のレビューを見ていて特に問題を感じたのは、使用しながらの充電に、かなり時間がかかり、それを回避する充電器の発売時期が未定、という点で、スマートフォンもそうですが、タブレットも、ハードに使っていると使いながら充電したい時がありますから、今後、Nexus10を購入しようとする人は、充電の問題に注意しておいたほうが良さそうです。