http://topics.jp.msn.com/wadai/r25/article.aspx?articleid=1226556
「ヘリコプター・ペアレント」という言葉を知っているだろうか。子離れできない過保護な親のことを指す。まるでヘリコプターのように大人になった子どもの頭上を旋回し、我が子の危険を察知するとすぐに干渉してくる様からこの名前がつけられた。1990年ごろにアメリカの医師が使い始めた言葉で、通称「ヘリ親」というのだが、日本でもこの「ヘリ親」を持つ女性が急増しているようだ。それにともない、その女性と交際する男性の被害も増えているらしい。
ヘリコプター・ペアレントというのは、ヘリコプターのイメージをうまく捉えて、絶妙なネーミングと感心しました。
私は、夫婦問題や離婚、といった問題を、多く扱う方の弁護士ではありませんが、時々、相談を受けたり話を聞いたりすると、夫婦間だけの問題にとどまらず、配偶者の一方と、別のもう一方の親との関係が問題、ということがありますね。こういった「ヘリ親」までに達しているかどうかはともかく、少子化が進み、実親子関係が親密、密接になればなるほど、親がヘリ親化する傾向は強くなるものと思われ、こういったことが原因になっている揉め事、トラブルは、今後、増えることはあっても減ることはないでしょう。