<韓国旅客船沈没>救助員やヘリの動員数も全然違う・・乗客家族が現場の状況暴露、「これが大韓民国の現実」―韓国メディア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140419-00000004-xinhua-cn

17日になってようやく現場海域に行ったところ、現場にいる救助作業員は200人に満たず、出動しているヘリコプターは2機、軍艦も2隻など、説明されていた動員数との間に大きな差があったことなども明かした。当局は救助作業員を555人、ヘリは121機と説明していたという。

日本の海上保安庁による協力の申出を、韓国側が謝意を表しつつ要請はしなかったことが報じられていましたが、緊急事態で人命救助のためには一刻を争うようなときは、来てもらっても空振りに終わる可能性があっても、役立ちそうな人や機材は思い切り集めて投入することが肝要だと思います。日頃、何かとぎくしゃくしていても、目の前に沈んでいる船の中に多数の人が取り残されている状況では、一致団結して最大限の措置を講じるべきで、そういう時に感情やメンツで動かされるべきではないでしょう。上記の記事で紹介されている状況が、どこまで現場の実態を反映しているのかは何とも評価しにくいものがありますが、現場にいる家族からも不満が出るような状況であれば、なおさら、日本の海上保安庁、さらには海上自衛隊の協力も遠慮なく要請してもらい、日本側も最大限の協力を行うことができていればと残念な気がします。こういうことは、上に立つ者が俊敏に決断力を働かせて判断すべきもので、そういう点でも韓国側の動きは残念です。
救助のためにできることをやり尽くしたのか、という問題は、今後、長く尾を引くことになるでしょう。