「ミスタータイガース」の雄姿 故村山実さん銅像 母校跡地で永遠に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120717-00000106-san-soci

兵庫県尼崎市にある出身校の統合・移転で安住の地を失っていたプロ野球阪神の元投手で「ミスタータイガース」と呼ばれた故村山実さんの銅像が、出身校跡地に建設される同県立病院内に設置されることが分かった。銅像の行方をめぐっては「村山さんがプレーした今の場所でないと意味がない」との声が強く、約5年間、宙に浮いたままだった。OBらは「母校の跡地で今後も功績を伝えられる」と喜んでいる。

最近のスポーツ選手には、冷静、合理的に行動しお金の計算やいろいろな打算も得意、という人が多くなっている印象がありますが、村山とか、西鉄ライオンズの稲尾(神様、仏様、稲尾様、とまで言われました)といった、意気に感じ自分を犠牲にしても投げて投げ抜く、その名前が球場でアナウンスされると球場中に大歓声が沸き起こる、といった、かつての名選手が、懐かしく思い出されます。
そういう人が、昭和の時代には社会の中であちらこちらにいたのが、昭和天皇崩御し、平成の世の中になって、次第に減り、社会も人も次第に衰えて、先の見えない現状になっている、という気がします。技術が発達し便利になっても、個々の人間がしっかりと強固なものでなければ、社会は次第に衰退するのではないか、などと、この記事を読み、村山氏の勇姿を思い出しながら、つらつらと考えていました。
銅像に安住の地ができ、良かったと思います。