33年前のNY男児不明事件、FBIが捜索再開

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE83J03F20120420

パッツ君は1979年5月25日、自宅から2ブロック離れたバス乗り場に向かっている時に行方が分からなくなった。当時の報道によれば、両親がパッツ君に1人でバス乗り場に行くことを許したのは、その日が初めてだったという。
米国では当時、パッツ君の顔写真が牛乳の紙パックに印刷されるなど、大きな騒ぎとなった。この事件をきっかけに子どもの行方不明事件への関心が高まり、その後5月25日は「行方不明児童の日」に定められた。

記事ではさりげなく書かれていますが、初めてバス乗り場へ行くことを許した日に愛児が行方不明になった両親の、今に至るまでの思いには、察して余りあるものがありますね。米国では著名な行方不明事件であり、今後、真相が解明されることが期待されます。
最近、陸山会事件判決を前にして、取材が徐々に増え、捜査機関の在り方といったことについても、話す機会があるのですが、33年たっても、こうして真相へ向けて肉薄しようとする強力な、国民に信頼されるような捜査機関が持てるような、そういう国に、日本もならなければならないと、素朴に感じました。