2機種採用も選択肢に FX選定で、駐日英国大使

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111215/amr11121522260015-n1.htm

大使は「私の(日本政府への)メッセージは両方を導入することは可能ということだ」と明言し、両機の特徴についてF35は「攻撃的戦闘機」、ユーロファイターは「防御的」と説明。英国も既にF35を購入したと述べた上で、両方の戦闘機保有は「合理的」で「まさに英国が行おうとしているものだ」と訴えた。

既に報道されているように、F35の開発は相当難航していて、米国でも、2016年までに実戦配備することは困難視されている状況で、実戦配備がさらに遅れる可能性は高いでしょう。2年遅れたとしても、2018年になってしまいます。
日本周辺の軍事情勢は、緊張度が増すことがあっても緩和されるような状況にはなく、領空侵犯等も継続的に発生している状況下、漫然とF35の開発を待っているほど、日本は悠長で牧歌的な状況にないのは明らかでしょう。
日本の空を、一日も早く最新鋭の戦闘機で護り、平和を乱そうとする邪悪な野心を挫くためにも、英国大使が提唱するように、既に実戦配備され高性能が実証されているユーロファイターを先に一定数導入することは、現実的かつ効果的な選択肢として検討されるべきだと思います。