「うちは日本製ですから」台湾新幹線、安全性を強調

http://www.asahi.com/international/update/0725/TKY201107250623.html

技術担当者は「中国の事故はまだ原因不明だ」と直接の論評を控える一方、「我々は日本と同じシステムを使っている。あのような事故はありえない」と自信をみせた。
台湾新幹線は2007年初めに開業。台北―左営(高雄)間345キロを最速96分で結ぶ。ピーク時は1時間に6本が走る。導入時に複雑な経緯をたどったため、独、仏製品が交じっているが、車両は700系新幹線をもとにした日本製、安全確保の中核となる自動列車制御装置(ATC)も日本製だ。

私は、静岡地検に勤務していた当時の3年間、東京から新幹線で通勤していましたが、検察庁が定期代の半分ちょっとしか出してくれず、あとは自腹できつかったものの、安全で高速移動できる新幹線システムを毎日利用できて快適でした。昭和39年の運行開始以来、車両内における乗客の死亡事故が1件もないというのは立派なもので、そのシステムを導入した台湾新幹線の安全性にも盤石なものがあるでしょう。
新幹線システムの強固な安全性は、今後、世界各国に売り込んで行く上で、ますます大きなアピールポイントになるのではないかと思います。