一家4人、帰省の旅暗転 伊勢湾岸道事故

http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW1307262400012.html

一家4人で東京都内の自宅から三重県に帰省途中だったという。自宅近くの女性は25日午後11時ごろ、車で出かける音を聞いた。「夫婦は仲が良さそうで、奥さんが自転車に男の子を乗せ、小さな赤ちゃんをだっこひもで抱えて出かける姿を見かけたことがある」と話した。

亡くなったお子さん2人のうち1人は生後3か月だったということで、生まれて初めての帰省だったのではないかと思いました。帰省先でも、待っていた家族、親類の人がいたと思われ、何ともお気の毒な事故です。
故障のため車両が道路中央で停止していたということですが、こういった形態で、追突され大事故に至る、というケースは過去にも繰り返し起きています。車両の調子が悪い時は、せめて道路脇に寄せて停めるよう努めるべきだと思いますし、危険な状態で停止してしまった場合は、一旦、道路脇などに退避して(退避の際にも細心の注意を払って)危険を避け、警察や道路管理者に連絡を取って、安全を確保した上で運転を再開すべきでしょう。夏で、エアコンをかけっぱなしで長時間運転しているとバッテリーがあがってしまうなど、車両が不調になりがちな季節で、今後もこうした事故は起き得ますから、イレギュラーな状態に陥ってしまったらまずは安全確保ということを、是非優先してほしいと、悲惨な事故の状況を目にして、強く感じました。