iPhone対Android搭載端末 勝つのはどっち?

http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qaetc/20110712-OYT8T00511.htm

では、最後に勝つのはどちらか。iPhone独特のデザイン、操作感、アプリの豊富さはいまだ優勢ですが、日本国内ではソフトバンク独占なので、キャリアーを乗り換えなければならない人もいるでしょう。
一方、アンドロイド搭載端末は、主要3キャリアーが提供しているので、機種やサービスの比較ができるのがメリットです。
デジタル・ネットの世界は、「誰でも使っている方に流れる」のが基本。数の優位が絶対的と考えると、今後はアンドロイド搭載端末の優勢が続きそうです。

androidは、参入障壁が低いので、様々なメーカーが参入できる上、製品も多種多様なものが供給されて、幅広いニーズに応えられるのがメリットでしょう。「数」では、今後、androidがますます優位に立つことは間違いありません。
ただ、だからandroidが一人勝ちして、iPhoneが消えるかというと、私はそうは思いません。既に豊富な楽曲等が手軽に利用できるitunes、近くサービスが開始されるiCloudクラウドで様々なコンテンツが利用できる)等々を、経糸、横糸のように張り巡らして徹底的に使い込めるサービスが展開され、ヘビーユーザーにとって今後もiPhoneは魅力的なツールであり続け、「数」ではなく、高い購買力、購買意欲を持ったユーザーに支えられた、良質で利益率の高い存在として、確固として存在し続けるのではないかと思います。私もそうですが、androidiPhoneのいいとこどりをしようと、双方を使うユーザーも、今後も一定数存在し続けるでしょう。
どちらにも魅力があるので、どちらを取るか迷うところですが、迷うのも楽しいものではあります。迷いながら楽しみたいものです。