日本でiPhoneが異常に売れているワケ

http://toyokeizai.net/articles/-/33928

この計算の分母にはフィーチャーフォン(従来型携帯電話)が含まれており、スマートフォンのみで計算すると51.3%に上る(前年同期は42.1%)。

そもそもアイフォーンがシェアトップの国は、日本以外ではアップルの母国である米国くらい。その米国でもシェアは40%台にすぎない。

ただし潮目が変わりつつある。ソフトバンクは代理店に対して、5sへの報奨金を3月17日からは3万円に、4月1日からは1万円に引き下げると通知。NTTドコモauも同様に過熱商戦に幕引きを図ろうとしている。そうなると、一部のアンドロイド端末のほうにオトク感が出てくるだろう。4月以降は、少なくとも「新規契約の7割」という異常シェアは終焉しそうだ。

私は、日本や海外で電車などの公共交通機関に乗ると、乗客が持っているスマートフォンに目が行きやすいのですが、日本ではiPhoneが目立つのに対し、海外ではそれほど目立たずサムスンなどのAndroid端末が多い印象を受けますね。日本の場合、海外ではローエンドやミドルクラスのAndroid端末のラインナップが豊富であることが多いのに対し、販売されているAndroid端末がハイエンドに偏っている傾向があり、そこに、上記のようなiPhoneの手厚い売り方、スマートフォンと言えばiPohneというイメージが先行したことなどから、現状のようなiPhoneの優位が確立したのではないかという気がします。
ただ、Android端末も、2、3年前に比べると、機種によっては格段に良くなっていて、一部機能(カメラなど)ではiPhoneを凌駕するものも出てきていますから、iPhone一辺倒、という目で見ず、いろいろな機能をiPhoneAndroid端末で比較しながら、自分に合った機種をうまく選ぶことが重要だろうと思います。例えば、カメラ機能重視、であれば、私も使っているXperiaZ1fのような、カメラ機能に突出したものを持つ機種を持ってみる、といった選択もおもしろいでしょう。